2018年12月8日(土)「白い仔馬ギター教室発表会」とパストラーレコンサート
12月8日(土) 山梨県北杜市小淵沢にあるペンション「白い仔馬」のギター教室発表会があり、初めてお邪魔してきました。
今年は暖冬で雪もなく、でもさすがに冬らしい寒さになってきた12月8日。
発表会の会場は我が家から車で30分の北杜市長坂町小荒間にある「三分湧水館」の展望ホールです。→
湧水館の資料より写真拝借
そもそも「三分一湧水」って何? なのですが、さんぶいちゆうすいと読みます。
この辺りは八ヶ岳の湧水が多い地帯で、この湧水館の隣に湧水があります。この湧水の利用を巡って農民が争ったために、江戸初期に取水口に三方向に均等に水が流れる仕掛けを作ったのです。ちょっと行ってみました。
こんこんと水が湧き出ていて、石造りの水路で三方向へ流れて行きます。
夏ならばさぞ涼しげで気持ちが良いでしょうね。
こんな木枯らし吹く日には人影もまばらでした。
さてさて、ホールに戻ってリハです。
この展望ホール、1,2階は三分一湧水の説明や模型の展示、歴史の説明などがありました。
3階がホールになっていてここで発表会です。
3階からは富士山や南アルプスが一望できます。北岳も見えました。
会場はシクラメンとポインセチアできれいに飾りつけされていました。
村松さんのリハの写真です。
ペンション「白い仔馬」のオーナー久保田さんが講師をされている教室発表会は
今年で16回目 長く根付いていらっしゃるのですね。すばらしいです。
お客様も続々とお見えになり1時半開演です。
最初は「白い仔馬」ギター教室門下生3名の方の演奏です。
今年の春から習い始めたという小1のかわいらしい女の子がちいさなギタレレで演奏。とてもきれいな音で正確に弾いていました。
小3の男の子もしっかりと音を出してソロの「アンパンマンマーチ」と先生とのデュオ「おもちゃのチャチャチャ」を演奏。
歴7年のご婦人はコスト「エチュード」をソロで、デュオの「エンジェル コーラス(藤掛廣幸)」はとてもうつくしい曲でした。
締めは久保田先生の「イル・トロバトーレ(ヴェルディ~メルツ)」。この曲は最初からワクワクしますね。メルツらしい香り高い曲です。すばらしい演奏でした。
このあとはゲスト演奏枠。厚木市在住のKさん、私、富士川町の村松さん、Kさんのデュオ「Bear and Rose」 の4組の演奏です。
Kさん ソロ バッハ BWV998 プレリュード
わたし バリオス 最後のトレモロ
村松さん カタロニア民謡 アメリアの遺言
ポンセ ホ長調プレリュード
ソル エチュード 29-17
Bear and Rose 佐藤和弘 孤独
「孤独」は美しい曲でした。多くの二重奏の機会で弾かれるとよい曲だと思います。(写真はBear and Roseのおふたりです)
ここで休憩…このあとは二部 ギターアンサンブル「パストラーレ」のコンサートです。
「パストラーレ」の皆さんは甲府のマンドリンサークルのギターパートでご活躍中の方々+久保田さん、この日は4名での演奏でした。
ビタースイートサンバ~ミスターロンリー
イムジン河
エデンの東
戦場のメリークリスマス
バロック調ミッシェル
一番左が久保田さんです。
合わせの時間は少なかったことと思いますが、どの曲もさすがの演奏でした。「戦場のメリークリスマス」もとても美しかったです。
久保田さんご夫妻、参加の皆さま、お疲れ様でした。
人数は決して多くはない発表会でしたが、しっかりと準備をされて大変に立派な発表会と感服いたしました。
私も参加させて頂き嬉しかったです。ありがとうございました。
撤収のあとは小淵沢の「キッチンハート」で打ち上げ。
おいしいお料理を頂きながら普段は知ることのないマンドリンの話しなど聞きながら、楽しく過ごさせて頂きました。
おまけに私の写真も載せておきます。
人前でトレモロを弾くのは本当に難しいなと思います。
ごまかしかただけは上達したかも…^^;
ロングスカートに見えるのはひざかけです。
村松さん、写真ありがとうございました。
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