音楽

2016年9月12日 (月)

村田千尋著「西洋音楽史再入門」

Kimg0291著者の村田千尋さんは東京音楽大学教授。

この本は①楽譜、②楽器、③人、④音楽の場と社会的機能、に注目して書かれています。

かなり専門的な本なので私には難しい部分も多かったのですが、色々と知ることができました。

西洋音楽がキリスト教に基づく音楽であることは多くの人が知るところですが、教会音楽から騎士、宮廷へ、サロンへ、市井へと、音楽を担う人々の移り変わりも、わかりやすく書かれています。
また楽譜の変遷、鍵盤楽器の構造の変遷も詳しく書かれています。

興味をもたれた方は一読されることをおすすめしますが、私がひっかかったワードをあげてみます。

・教会では人の声が最上のもの。楽器は悪魔の道具。ただしダビデ王の楽器竪琴と、天使の楽器ラッパは別。

Kimg0294・上の理由で楽器を演奏するのは街中では大道芸人、騎士は家来(ジョングルール=伴奏者)に伴奏させて歌っていた。騎士の歌がトルバドゥール。

・バロック時代は対比が求められたのでテラス状デュナーミクが用いられた。この時代にクレッシェンドはなかった。

・市井において、オペラが出現をして人気を博した。オペラ歌手を休ませるために楽団のみによる演奏をさせることになった。現在に続く演奏会の起源のひとつ。

・17世紀の画家ストロッツィの「リュートを弾く男」の絵は調弦をしているところを描き、これは「時間の無駄」の寓意である。

などなど、ご興味持たれましたか??

目次をちらっとどうぞ。
Kimg0293

2012年2月11日 (土)

早春賦

日射しは春めいて来ましたがまだまだ寒い日々が続いています。
いつもこの時期に好んで弾いているのが「早春賦」 (中田章作曲、武満徹編曲)
歌詞が好きです。

  早春賦  吉丸一昌 作詞

春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か

この詞は安曇野、あるいは大町の早春の風景を詠んだものとされています。
吉丸氏が大町高校創立時に校歌の作詞を依頼され、信州に来た時に作ったようです。
(曲の発表は大正2年)
現在では大町や安曇野各地で春に「早春賦音楽祭」なるものが開かれています。
「あづみ野コンサートホール」の裏手には早春賦の歌碑があります。高瀬川のゆったりとした青い流れと、わきを流れるワサビ畑の支流を見下ろす堤防沿いにありますよ。
サイクリングコースにおすすめです。(気分は「おひさま」ヒロインの井上真央ちゃん)

さて、曲のほうですが、実はモーツァルトの「ピアノ協奏曲27番第3楽章 K595」と旋律の流れが似ていると言われています。モーツァルトはこの部分を歌曲「春へのあこがれ K596」に転用しています。確かに曲の雰囲気は似ていますが、歌詞は早春賦のほうがはるかに奥深いと感じます。
どんな曲か聴きたい方…Youtubeで検索してください。
ちょうど明日2/12(日)のNHK=FM 19:20「FMシンフォニーコンサート」でピアノ協奏曲27番の演奏があります。小曽根真さんと東京フィルです。
(ほかに「ワルツ・フォー・デビイ」とブラームスの1番もあります。素敵なプログラムだ!!)

さて、今日は弦も替えたので弾きにくかったスラーも絶好調。
やはり弦はケチらず替えなくては。

2010年10月 5日 (火)

10/10ファンファーレ・ロマンギャルド ライブ

茅野市民館でのコンサートの告知です。

10月10日(日)開演14:00 開場13:30
茅野市民館マルチホール

「ファンファーレ・ロマンギャルドwithベリーダンサーズ」

全席自由  一般2,000円 高校生以下500円 (当日各500円増)

内容については盛りだくさんなのでこちらをご覧ください
http://www.chinoshiminkan.jp/ccc/2010/1010/index.htm

地元、茅野市永明中学校の吹奏楽部も特別出演するようです。

お時間のある方、熱気あふれる音楽に触れたい方ぜひどうぞ!
(私は残念ながら縄文祭りに行かねばなりませんsweat02

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