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2018年2月21日 (水)

神長官守矢史料館  追記版

2018.2.16に公開した記事を2018.2.21に訂正・補稿しました

ひとつ前の記事「諏訪大社上社前宮」の続きになります。

前宮に初詣に行ってから諏訪の古い信仰に興味を持ち関連の本など読んでいました(昔から好きでしたけれどね、こういう話)。
とにかく「神長官守矢史料館」に行かねばと思いつつも忙しく、ようやくようやく行くことができましたscissors 

ImgKimg0582_2
神長官守矢史料館」

諏訪大社上社前宮から400m
ほど西の場所に神長の住まいがあり、その敷地内に史料館が建てられています。
道路脇の駐車場に車を泊めて中に進むと、門構えの立派な旧家があり、おずおずと更に進むと史料館が見えてきました。
茅野市が運営する博物館の一つです。


建物は建築家藤森照信氏の設計です。この建物は藤森氏の建築物1号であり、1991年に建てられました。
ちなみに藤森氏の生家はこの史料館のすぐ脇にあります。

神長(じんちょう)とは…前宮は古来からの諏訪の信仰「ミシャグチ神」の神事を行う場所であり、その神事を行ってきたのが「神長官」です。神長の神事は一子相伝で明治時代までは守矢家に伝わっていました。

信州・甲州を中心に東日本には700ほどのミシャグチ神社があると言われています。
ご神体は土地とも精霊とも、あるいは石棒・蛇など諸説あり、ミシャグチは謎の多い信仰です。

Kimg0569本来は前宮が神事を行う場所であったのですが、場所を移してより大きな社殿を造り、そこを本宮としたようです。

私が史料館を訪れた日は平日で私のほかに来館者はなく、館員のかたからとても詳しくお話しを聞くことができました。

毎年4月15日におこなわれている御頭祭を模した展示がありました。壁一面の鹿とイノシシの頭の剥製。現在の御頭祭には前宮の十間廊に3頭の鹿の剥製が並べられます。
昔は75頭の鹿の首が並んだわけですから壮絶というか、まさに不思議の国諏訪です


狩猟の神と言う感じです。

大祝(おおほおり)は代々諏訪家から排出され、子供の時には現人神として祀られ成人するとお役御免になり武士になったようです。
また大祝の使いのものとされる神使(おこう)は六名いて、贄柱に縛り付
けられたのち、酉の日に2人ずつ三方(諏訪方面、茅野方面、高遠方面)に出立をし神事を告げる巡回をしていたとのこと。この出立を祝うのが御頭祭りです。
大祝(のちの時代には神使)が祭りの時に生贄にされて殺されたという説もあります。
形だけだったのかもしれませんが、春を迎える時期に豊作を願う意味があったのでしょう。
現在も御頭祭の時には贄柱を氏子が担いで進むそうです。

史料館の奥の部屋には上社の絵地図を復元したものや、武田信玄の古文書の写真などがありました。
信玄は諏訪氏を滅ぼし諏訪の地を治めていたので関連の古文書が多いようです。(奥の部屋は写真NGです)

守屋山にまつわる話も館員の方から伺いました。
上社本宮の裏に聳え、上社のご神体とも言われる守屋山ですが、頂上には物部守屋を祭った神社があるとのこと。
どうして飛鳥時代の物部氏が関係するのかと思いましたが、廃仏論を唱えた物部守屋は厩戸皇子ら蘇我氏と争い、その際に守屋の次男がこの守屋さんに隠れていた、という伝説があるそうです。
また、上社の社殿裏にある巨石「硯石」が御神体とされ、古くは拝殿から石が見えたのだが、織田信長の軍勢に社殿が焼き払われ、現在の形に再建されたとのこと。

明治維新後の廃仏毀釈、新社格制により神官が国から派遣されるようになり一子相伝も崩れてしまったお話しも伺いました。

Kimg0571史料館の外にはミシャグチを祀った「ミシャグチ社」や大祝の墓、藤森氏設計の高過庵などもあることを館員の方から教えていただき雪が残る道を歩いてみました。

←桜の古い巨木の下には大小20ばかりの石がありました。掘られた文字には「天保」と読めるものがあったので江戸時代中期の大祝の墓でしょう。
大祝の屋敷はここから1キロほど北にあるそうですが、わざわざ神長屋敷の上に墓地を造ったことなど神長と大祝の因縁があるようです。

 
不思議ワールド諏訪の国と言われています。
諏訪湖に御渡り(おみわたり)ができることも諏訪七不思議のひとつです。

今年は5年ぶりに御渡りができました。
御渡りができるほどに今年は寒いです。

さて、もう少し暖かくなったら大祝屋敷跡を散策したいと思います。

Kimg0577_2最後に藤森氏設計の高過庵の写真

タケミナカタのことも知りたくて古事記を読みだしたら、余計に諏訪大社の異質感があぶりだされて、本当に面白い世界です。

皆様どうぞ諏訪大社上社前宮にいらしてくださいね

 

2018年1月 5日 (金)

初詣~諏訪大社上社前宮

皆様 本年もよろしくお願い申し上げます。

 

Kimg0556_32018年1月5日(金)、少しすいた頃かなと初詣に行ってきました。
毎年諏訪大社上社本宮に行くのですが、今年は前宮に行ってきました。
前宮までは我が家から車で15分ほど。
参拝客は少なく駐車場も空いていました。

 

道路のすぐわきに大きな鳥居があり、そこから本殿は100mほど奥にあります。
下から本殿は見えません。
本殿まではかなりの勾配の坂で、御柱祭ではここを御柱を引いた大勢の氏子が一気に上る様は圧巻です。

本殿の手前には十間廊があり、ここでほとんどの上社神事が行われます。
寅・申の年に行われる御柱祭は天下の奇祭として有名ですが、他の上社神事にもかなり変わったものが多いです。
そのひとつに御頭祭があります。この十間廊に七十五頭の鹿の頭が並べられる神事です。
今は剥製を数個置くだけのようです。

Kimg0559


 本殿の左脇には川が流れていて、この川の水を手水に使います。
ひしゃくが置かれていたので私も両手を洗い、口をすすぎました
(でも川の水なので手洗いだけをお薦めします)。

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本殿は昭和7年に建てられたもの。守屋山から続く山を背にし、眼下に北側の茅野の町並みが見降ろせます(この配置は中国の風水の影響はないようですね)。
晴れていれば八ヶ岳が一望できるのですがこの日は雲の中でした。
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前宮の周囲には見るべき史跡がたくさんあります。

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ここはミシャグチ信仰の地であり、一帯はその大祝(オオホリイ)であった守矢氏の居住地でした。人が住む里と神の居る山とのまさに境界。

古事記によると、出雲の国を追われたタケミナカタがスワの地に流れ着き、土着の洩矢族とたたかってタケミナカタが勝利し、それ以後タケミナカタが諏訪大社のカミとしてこの地に祀られた、とあります。
その時にタケミナカタの藤の枝が迎え撃った洩矢族の鉄器を腐らせた、ともあります。
中央に近いタケミナカタが藤の枝、と言うのはどういうわけでしょうか。渡来人の影響も受けていたであろう出雲族ならば青銅などを持っていたように思いますが…というのは全くの私見です。古事記や日本書紀…大好きなんです。 話しが長くなるのでこの辺で。

本殿からの帰りは参道を通らず「中之路」を通って降りてみました。道幅は1mほど、昔の参道の一つのようです。このあたりにはまるで飛鳥の古い道のような趣のある道がいくつかあります。畑の脇のそんな道を歩いて4柱の御柱を巡って柱に触れることもできます。

暖かな春になったらまたゆっくり散策に来ることといたしましょう!

最後に一昨年5月の御柱祭の写真も1枚。前宮二之柱です。
Aviaryimage1462405922611

2013年9月20日 (金)

「コンサート情報」と赤沢自然休養林

ルネッサンスのブログhttp://ameblo.jp/azuminoguitar/にコンサート情報をふたつ載せてあります。

ご覧ください。

ついでに写真を2枚ほど。

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9月18日に木曽上松町の赤沢自然休養林に行ってきました。
某Sクラブ生協の勉強会だったので、滞在時間は短かったのです。

ここは人工林ではなく自然林の檜の林で、実生で育った、大きさも様々な木がそびえたっています。
国道19号を上松まで行き、国道から右に入ります。塩尻から1時間半ほどかかります。

休養林の中を森林鉄道が走っていて、かなり奥まで行けるのですが、私たちは入口付近を30分程歩いただけ。伊勢神宮の御神木もここから切りだされるそうです。

透き通った渓谷の川にはヤマメやイワナが泳いでいました。

檜のフィトンチッドをたっぷり浴びて帰ってきましたhappy01

2013年1月25日 (金)

2013年御神渡り

今日は御神渡り(おみわたり)の拝観式でした。式は早朝に行われテレビでご覧になったかたも多いかと思います。氷のせり上がりは3日ほど前に確認され、今年の御神渡りが宣言されました。めずらしく2年続けて御神渡りの出現です。

湖畔に住む人は明け方に氷がぶつかる大きな音が聞こえるそうです。
昔(数十年ほど前)は人の背丈ほど氷が盛り上がり、音も諏訪の平に広く響いたそうです。

今日は、ちょうど用事があり諏訪まで行ったので、昼ごろ御神渡りを見てきました。
場所は原田泰治美術館から南へ50メートルほどのところ。ここは「ニ之御神渡り」になるのでしょうか?
昨年の御神渡りの時は氷の上を歩く人がいて危険だったので、今年はロープが張られていました。
               御神渡り 2013.1.25 写真撮影 娘①
Dcim0008

ところどころに高さ20㎝ほどの氷のせり上がりがみえるものの、数十メートル先は波だった湖。気温が上がり、氷はずいぶん溶けてしまったようです。
写真で見るよりもずっと近くまでさざ波立っていました。
カメラ抱えた見物人がけっこういました。(我々もその仲間(^^ゞ)

帰りは諏訪の「麺や さくら」で屋台ラーメン590円を食べました。満足happy01

2011年6月 3日 (金)

ひすいおみくじ

諏訪大社上社本宮に行ったらこんなおみくじがありました。

Blog0111 ヒスイ付きのおみくじです。300円。
おみくじの袋の裏の説明書きによると

諏訪大神の母神、高志奴奈川姫が祀られる新潟県糸魚川市より多く産出されるこの石は、古代より高貴な人々が勾玉などのお守りとして身に着けた貴重な石です。

諏訪大神とは建御名方命(タケミナカタノミコト)
父神はオオクニヌシノミコトです。

タケミナカタは悪さばかりをしていたので出雲の国を追い出され、はるばる諏訪の地にやってきて土地の豪族と力比べをして勝利し、諏訪を築いたとされます。(簡単な説明coldsweats01

でも諏訪大社上社のご神体は裏山の守屋山Blog0113
守屋山とタケミナカタの位置関係が今一つわかりません。

(←うっそうとした林が社殿脇から広がります。)

土地の豪族とは、古代信仰ミシャグチ神事の総責任者、洩矢氏(守矢氏・守屋氏)

諏訪大社というのは、結局ヨソモノに負けたけれどもタマシイは土着の神を信じているんだよ、という諏訪人の土着信仰なのだと思います(またまたざっくりした説明)

Blog0103 ミシャグチの話など本当に面白いので興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか?
諏訪七石というのもあります。
七石のひとつ、本宮と前宮の中間あたりには大きな自然石おふくろ石があり、この石に対する神事も行われています。
石というのも土着信仰にはかかせません。

こういう話が好きなので長くなってしまいます。この辺で。

(御門から拝殿に続く回廊は夏でも涼しいです→)

大社東側の御門の前にすてきな喫茶店ができました。
Blog0112_2

詳しくはブログお友達「木漏れ日」さんのブログ見て下さい。

なかは広々。眺めもバツグン!
コーヒー好き、カップ好きなルネッサンスのメンバーにはぴったりですよ。

2011年5月 5日 (木)

糖朝でランチ@日本橋高島屋 から浅草へ

連休に東京へ行ってきました。半年ぶりの東京掃除の旅。
東京での娘とのランチはだいたい糖朝へ行きます。
糖朝は香港のチムサーチョイに本店があり、ここは日本人観光客と地元の人でいつも混んでいます。香港ツアーにも組み込まれているし、安くておいしいです。(日本語メニューもあります)

日本には青山(青山通りフランフランの向かい)に路面店があり、あとは高島屋の中に入っています。
今回は日本橋高島屋の糖朝に行きました。
日本の糖朝は少し高級感漂う雰囲気ですが、都心の物価から考えれば普通程度のお値段。

Dscf0016_2 Dscf0017_2 左は「あんかけ堅やきそば」と「蝦入り腸粉」。

右は「マンゴープリン」と「タピオカ入りココナッツミルク」。

糖朝のスイーツは香港と同じ味でとってもおいしいです。
ほかにもさっぱりした香港のおしるこや豆腐花(絹豆腐のような杏仁豆腐)などおすすめです。

食事のあとは日本橋から合羽橋へ。

Dscf0020_2 ここが合羽橋の一番南、ここから北へ道の両側に厨房関係のお店が並びます。

個人客でも買える店は休日も開いています。
ネットで調べて私が行ったのは東洋商会(おかしの森)
2階にはケーキやマフィン型・クッキー、チョコレート型・パンの型、パンフラワーの材料などが所狭しとあります。
買い物客で賑わっていました。

私が買ったものは…お菓子ができたらブログに載せます。

110503_1350_01_2 この先から東、浅草方向に進むと東京スカイツリーがちょうど正面に見えました。

この日は天気が悪くて浅草に着く頃には雨が降り出してしまいました。
スカイツリーもはっきり見えません。残念。

この道はまっすぐ新仲見世通りにはいります。

新仲見世通りは新しいアーケード街で、雰囲気は吉祥寺のアーケード街のよう。
衣料品店、靴店、食品、レストラン、お土産物店など様々な店がならんでいます。とても賑わっていました。

さて浅草寺です。外国人観光客の姿はほとんどありませんが、日本人で仲見世通りも大変な人出でした。お賽銭を投げいれるまでが一苦労。境内からもスカイツリーが見えました。

Dscf0036_3 Dscf0031_2 Dscf0034_2  

2011年3月23日 (水)

松本市中町散歩

先日のブログでもお知らせいたしました「ギターの小箱」コンサートは
松本市中町の蔵シック館で3/27(日)PM2:30より行われます。

松本市中町は以前は古くからの漆器店、漬物店、民芸品店などが並び
どちらかと言うと地味な通りでした。
今は観光客も多く訪れる「蔵の町」として整備されています。

とは言え、今でも昔ながらのお店が残っているのでオススメの店を紹介します。

中町の通りを入って100m程、最初の交差点の左角にあるのがカレーの「デリー」
でも私はカレーが苦手なのでここはオススメ外。

「デリー」の角を左に曲がるとオススメのケーキ屋さん「ミユキ堂」です。
昔は和菓子屋さんだったのでケーキのほかにきんつばもおすすめ。
ケーキは小ぶりで丁寧に作られています。
焼き菓子もすごくおいしいです。ことにレーズンサンドは本当に絶品!
売り切れのことも多いですが、小川軒のレーズンウィッチよりおいしいです。
松本平で一番おいしいケーキ屋さん、と勝手に思っています。
喫茶もあるのでケーキが店内で食べられます。

その「ミユキ堂」の隣が喫茶店の「おきな堂」
戦前からおるお店で店内には旧制松高の写真などもあります。
人気メニューはチキンカツの「バンカラカツカレー」ですが、プリンもおすすめ!
コーヒーもおいしいですよ。

実はこの界隈、私のOL時代の通勤路でした。
昼休みにおきな堂でランチをしたり、会社帰りにcafe飲んでからギターのおけいこに行ったり。
だから古いお店しか知らないのですがcoldsweats01

中町にお越しの際はぜひケーキを買ってお帰りください。
ほかには「ちきりや工芸店」の品がお土産におすすめです。

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さて、「ギターの小箱」コンサートでの演奏予定曲です。(松原・大澤デュオ分だけです)

夢路より     フォスター
First Love    宇多田ヒカル
ありがとう    生きものがかり
白鳥       サン=サーンス

4曲ともデュオ演奏です。聴きなじみがあり、心が落ち着くような曲を選びました。
お時間のある方、入場無料ですので是非お越しください。
(尚、蔵シック館は駐車場がありませんので付近の有料駐車場をご利用ください。)

2011年1月21日 (金)

諏訪湖の御神渡りは…?

今日は諏訪湖の近くに所用で出かけたので本日(2011.1.21)の諏訪湖の写真を撮ってきました。

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遠くに見えるのは穂高三山。

このように全面結氷はしていません。

諏訪の本日の最低気温は-5℃。
昼間は穏やかな日が続いていますから御神渡りは難しいかもdespair

諏訪地方は日陰に雪が残る程度で庭の土はフリーズドライ状態です。
次の雪が降るまでに庭植えのパンジーが枯れないか心配。

大雪続きの日本海側の皆様、雪かきお疲れ様です。
車の運転には十分お気を付けください。

…というわけで(どういうわけ?)
明日のルネッサンスの練習はおさぼりいたしますcoldsweats01
練習がんばってください!

2010年10月11日 (月)

八ヶ岳クラフト市

今日はお天気sunも良く、午後は原村の八ヶ岳自然文化園で9日から行われている「八ヶ岳クラフト市」に行ってきました。

夏に続いて今年2度目の開催。
クラフトフェアに比べるとやや小規模ですが、あまり出店が多いと見るのに疲れるのでちょうどよい規模かもしれません。

最初に八ヶ岳実践農業大学校(八ヶ岳農場)に寄って牛乳や野菜などを買いました。

写真は農場の様子。

Photo_4

ハロウィーンのかぼちゃが大小様々たくさんあって圧巻でした。

クラフト市ではかわいいお皿を買いました。

101011_1359_01
釉薬が特殊なようで、七宝焼きのような光沢があります。
色合いや形が微妙に違います。
おつまみいれによさそうです。

クラフト市はこんな感じ。

101011_1329_01_6

 

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  お天気に恵まれ、県外車とワンちゃんdogが多かったです。

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