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2017年7月 7日 (金)

エリック・シブリン著「無伴奏チェロ組曲」を求めて

Kimg0447「無伴奏チェロ組曲」を求めて~バッハ、カザルス、そして現代
エリック・シブリン 武藤剛史 訳  白水社

ラジオでこの本のことを知り、早速図書館に予約をし、隣市の図書館経由ですぐに借りることができた。

著者はカナダ人ジャーナリスト、アコースティックギターをたしなむがクラシック音楽の専門家ではない。
そんな彼がふと耳にしたJ.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」第1番プレリュードに魅せられ、曲を追い求めて歴史と思考の旅に出る。

13歳のパブロ・カザルスが、バルセロナのとある楽器店の古ぼけた楽譜の中から見つけ出した不思議な楽譜。J.S.Bach Six Sonates ou suites pour Violoncello Seul

メンデルスゾーンが「マタイ受難曲」を初演し熱狂的に迎えられたのとは対照的に、カザルスが「無伴奏チェロ組曲」を初演した時には、古色蒼然とした音楽、と受け入れられなかった。
しかしカザルスが度々演奏をしたことで曲の評価はすぐに高まったようだ。

この組曲にはいまだに謎の部分も多く、著者は自筆譜をも追い求める。(残念ながらいまだ見つかったというニュースは聞かない。)
バッハの自筆譜がヨーロッパの靴箱の中から、あるいは植木に巻かれて見つかった、という話が書かれていた。紙というものが貴重だったからであろう。

バッハ、カザルス、それぞれの伝記本などは数多くあるが、一つの曲を軸にして書かれた本は少ないのではないか。「チェロ組曲」を軸にバッハとカザルスの生涯が綴られている。

ご興味ある方はご一読を。
尚、絶版になってるので購入は難しいかと思われます

ちなみに私が好きなのは第5番(BWV1011)サラバンド、東日本大震災後にセルシェルのコンサートで演奏され感動しました。

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