5/22ギターの小箱「渡邉茜」ギターリサイタル 行ってきました
初夏の日差しの日曜の午後、松本市中町「蔵シック館」に行ってきました。
毎年この時期のお楽しみ「ギターの小箱」特別企画です。
この企画は若手美人実力派ギタリストを紹介するリサイタル。
ここが初めてのソロコンサートという方もいます。
今回はこの企画2回目のご登場、渡邉茜さんです。
一昨年大学を卒業されたばかりのお嬢さんですが、数々のコンクール経験もあります。
まずは武満の「オーバー・ザ・レインボウ」から。
音をしっかりと鳴らして、とても流れが自然。
楽器はいちむじん宇高さんが愛用していたシュテファン・シュレンパーとのこと。
前半最後の「魔笛…」もしっかりと歌い上げてすばらしかったですね。
後半は最初に村治佳織さん作曲の小品2曲。
茜さんが本屋で偶然手にした詩集との出会い、そんな話も興味深かったです。
後半のプログラムに加えられたロドリーゴ「祈りと踊り」も圧倒的な演奏でしたが、ラストのヴァスケス「落葉する時間」は色々な奏法が入り、激しさや疾走感がすばらしかったです。
とにかくBRAVA!な演奏でした。
アンコールは「アルハンブラの思いで」「愛のロマンス」の定番2曲。
茜さんの演奏から音楽の深いところを感じられたのは、幼少のころからピアノなど習われていたからでしょうか。
ギターの演奏技術も素晴らしいのですが、とても大きさを感じることのできた演奏でした。
今後のご活躍に期待大です。皆さん、ぜひお近くで機会がありましたら渡邉茜さんの演奏を聴いて下さい。
「ギターの小箱」を運営されているNさん、Uさん、O森さん、ありがとうございました。
松本市は「工芸の五月」開催中で、大勢の人で賑わっていました。
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