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2011年2月 1日 (火)

カルロス・ルイス・サフォン著「風の影」

2007年度の「このミステリーがすごい」海外版4位の本です。

風の影 (上) (集英社文庫)

風の影 (上) (集英社文庫)

著者:カルロス・ルイス・サフォン

風の影 (上) (集英社文庫)

あらすじ…舞台は1945年の霧の町バルセロナ。11歳のダニエルは父に連れられて「忘れられた本の墓場」に行き、1冊の本を選ぶ。
「風の影」というこの世に1冊しか存在しない本。
この本の作者フリアン・カラックの謎を長い時間をかけて追い続けるダニエル。
フリアンの家族、学生時代の友人、恋人と、ダニエルのそれらが20年ほどの時の隔たりと内戦をはさんで平行線のように描かれていく。
その線が交わる時に明らかにされるフリアンの正体は…?

21歳になるまでの10年間のダニエルの成長を追いながら彼を取り巻く人々の人間模様を描き、さらに「オペラ座の怪人」か「犬神家の一族」かというミステリーがからんできます。

前半は登場人物が整理できなくて読み進めませんでしたが後半は一気読み。

個人的には自然体の小説が好きなので、ここまで作りこんであるとちょっと苦手…
なので★4つな感じです。

映画になったらとても面白い作品だと思います。バルセロナの街も見たいし。

翻訳ものは苦手という方は逢坂剛の小説はいかがでしょうか。
直木賞受賞作の「カディスの赤い星」はスペインと日本を舞台に赤いルビーがはめ込まれたカポタストを追ってのミステリー・サスペンス・バイオレンスな物語。
「斜影はるかな国」はスペイン内戦中、義勇軍にいたという日本人兵を追ってスペインへ…。内戦のことが詳しくかかれています。もちろんミステリー・サスペンス・バイオレンス。

たいへんついでながら「犬神家…」は諏訪湖と片倉家がモデルといわれています。
そう思って読むと面白さ倍増です。

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コメント

お元気ですか?
私はとうとう風邪に捕まってしまいましたよdown
でも仕事を休んで寝ていたおかげで、FMを録音しながら聴いています。ちょうど熱っぽい今聴くのにぴったり。
「風の影」も、おもしろそうですね。「忘れられた本の墓場」というのが、なんとも魅力的!早速読んでみようと思います。
乾燥に気をつけて、風邪ひかないように、お過ごし下さいね。

風邪大丈夫?しっかり休んで早く良くなってね。
わたしはあきれるほどに元気ですが、歯茎が腫れて歯医者に行ったら「歯の神経の老化です」と言われた。
ここまで老化かあ!
暖かくなったら遊びましょうscissors

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